クラウドファンディングに挑戦するプロジェクトオーナーは、個人や企業・団体などさまざまですが、その規模の大小に関わらず、プロジェクトオーナーに大切なもの…

それは「熱量」です!

もっと正確に言うと、熱量に比例して大きくなる「活動量」がポイントなのですが、
では、具体的にどんな活動が重要なのでしょうか。

1.「活動報告」を活用して共感ポイントを増やす。
2. FacebookやTwitterで「コア」なファンや仲間を増やしておく。
3. 一番身近な人から巻き込んで「初動」をつくる!

1.「活動報告」を活用して共感ポイントを増やす。

kibidangoでは、「活動報告」とよばれるブログを、サポーターに向けて更新することができます。この「活動報告」にはメリットがたくさん隠れています。

同じプロジェクトであっても、サポーターの支援の動機となる「共感ポイント」は違います

・出身地のプロジェクトだから応援したい。⇒地元での活動をもっと知りたい。
・特典が欲しいので支援しよう。⇒特典の詳細をもっと知りたい。
・プロジェクトオーナーが魅力的で応援したい。⇒この人はどんな人なんだろう?

など、人によって支援の動機と知りたい情報はさまざまです。でも、これらの情報をすべてプロジェクトの紹介文に盛り込むには限界があります。そこで、期間中に「活動報告」で色んな角度からの情報を追加発信し、共感してもらえるポイントを増やすことで、支援に繋がる可能性を高めることができます。

また、活動報告は、自分のサイトやSNSで告知するきっかけにもなります。頻繁に更新してプロジェクトに「ライブ感」を持たせれば、いつしかサポーターもあなたの発信を楽しみに待つようになるでしょう。

2.FacebookやTwitterで「コア」なファンや仲間を増やしておく。

プロジェクト開始までに、FacebookやTwitterで積極的に投稿を継続したり、コミュニティを作ったりして、あなたの活動や志を理解してくれるファンや仲間を増やしておくことも重要です。

ここで事例をご紹介します。

ペレット鋼管ストーブ『ペレコ』の火をみんなの手元へ届けたい!

東日本大震災の避難所で活躍したことで注目された「ロケットストーブ」の商品化プロジェクト。ロケットストーブは身近にあるモノで自作することが可能で、その魅力にハマる愛好家も多くいます。

そこで、プロジェクトオーナーはFacebookで「ロケットストーブの会」という公開グループを作り、情報交換の場として同じ趣味を持つ仲間を集めました。現在参加者は600人を超え、とても活発に情報がアップされています。

米国最大手のクラウドファンディングサイト「キックスターター」の事例でも、ほとんどの成功したプロジェクトは、プロジェクト開始前からコミュニティを拡げるための活動をしていると言われています。

今プロジェクトを検討されている方も、ぜひ並行して仲間やファン集めの方法も考えてみてください。

3.一番身近な人から巻き込んで「初動」をつくる!

プロジェクトは、サイトに掲載してすぐみんなが「待ってました!」と見てくれる訳ではありません。
サポーターが注目しているのは、プロジェクトが盛り上がっているかどうか。つまり、支援が集まっているかどうかです。そのため、「初動」を作っておくことはとても重要です。

「初動」をうまく作っているプロジェクトオーナーは、まず自分の身近な人に宣伝をして協力してもらっています。先に挙げたようなSNSの仲間や、家族や友人・知人、顧客であれば、プロジェクト開始前から直接告知することができると思います。開始タイミングで支援してもらえれば「初動」がつくれるので、あなたのことを知らないサポーターも集まるきっかけになります。

「身近な人に頼むのは気が引ける」という声も聞きますが、
身近な人に自信を持っておすすめできないならば、内容から見直した方が良いかもしれません。

まとめ

1.大切なのは発信力!マメに活動報告を更新して、あらゆる共感ポイントを発信しよう。

2.プロジェクト開始までに、志や活動を理解・共有してくれる仲間やファンを作る活動をしておこう。

3.スタートダッシュをかけるため、身近な人へ事前に協力を呼びかけるなど、事前の宣伝活動にも力を入れよう。

もっと具体的なノウハウを知りたい方は、ぜひきびだんごの「個別相談会」にお申し込みください。お待ちしております!