こんにちは、日本一のキックスターターファンを自称する、きびだんごのまつざきです。
今日は、たまたま知り合いの方が支援していて発見したプロジェクトについて、とても面白いと思ったので共有します。
プロジェクトオーナーのマイケル・フィニズィオさん、本業はバリバリのエンジニアのようで、過去には、空中に浮かべて風力発電を行う装置のプロトタイプの開発をされていたり、現在は交通量の多い道路の最適化などのシミュレーション分析などを行う会社でエンジニアをされているとのこと。
空中風力発電って多分これのことですね。すごい。
そんなマイケルさんが始めたのが、なんとラビオリを簡単につくることのできる木製ローラーのプロジェクト。
パスタ生地をこねて、のばして、具をのせてからもう一枚のばした生地を上に重ねます。
そして、それをこのローラーで伸ばすとあら不思議、あとは切るだけに。
エンジニアでありながら、食べることが大好きで、木工細工もプロ並の腕とのことで、なによりも人々を結びつけるようなことが大好きとのこと。
親戚が沢山集まった時に、皆でクッキングを楽しんだ時の思い出が忘れられずに、クッキングを通じて人々を結びつけることが大事と説くマイケルさん。
大人がワイングラス片手にワイワイやりながら、子供達がローラーでパスタの生地を伸ばす、そんなひと時を皆も楽しんでもらいたいとのことで、新たにブランドを立ち上げました。
プロジェクトの目標は、次の通り。
- 大手小売店に自分たちの製品を売り込むためにサンプルを送りたい
- ブランドの認知度を上げる為に、マーケティングキャンペーンを行いたい
- 大量生産のために製造設備を購入したい
- 商品のライフサイクルを長くするための今後の試作品開発に役立てたい
特典として提供されるのは、こんなもの。
- $10〜$40:あなたに代わって、木を植えます
- $75〜$800:実際の商品そのもの(一般販売価格よりも割安で提供)
- $4,000:全米どこでも指定した場所に行き、12人の為にラビオリ作りを指導します。参加者にはもれなく商品もプレゼント
ぱっと見た感じだと、「え、何かありそうな気もする商品だけど…?」と思ってしまいそうですが、ネットで探しても確かに同じようなものは存在しないようでした。従来からあるのは、くぼんだ部分のある金型を下に置いて、その上に薄皮を敷き、具を並べて、上に薄皮を重ねてローラーでくっつける、というようなもののようです。
具によっては作るのが難しいのでは?という気もするのですが、「肉入りの具を使うことも可能」とのこと。
私は自分では全くといって良いほど料理はしないのですが、何かついつい欲しくなってしまいますね!