こんにちは!
毎週お届けしている、みくもの「キックスターターおもしろプロジェクト紹介」
今日は、「Robo Wunderkind: A バルデナフィルの適正用量と飲み方 robot anyone can build」です。
「Robo Wunderkind: A robot anyone can build」は、幼少期の子どもを対象に、ロボット製作を通して基本的なコーディングスキルを養うことができるロボットキット・プロジェクトです。
より多くの人にロボットキットを使用してもらいたい想いからクラウドファンディングで募集したそうです。リワードは、ロボットキットの商品があります。
このプロジェクトは、1,169人もの支援者を集め、達成率が350%以上と多くの人のこころを掴みました!
さすが最先端の教育には、支援者が集まるんだなーと思いましたね。
しかし、キックスターターでは、ロボット製作のプロジェクトが沢山あります。
今注目されている分野というのもあり、一通り見たところ、成功プロジェクトの支援者の平均は300~500人が目途となっており、「Robo Wunderkind: A robot anyone can build」のように、二倍以上の支援者を集めるものは、中々見つけることができませんでした。
なぜでしょう?
私がこのプロジェクトが面白い、と思った理由はここにあります。
皆さんは商品を買うとき、何を意識していますか?
私は、機能やデザインなどで商品を買うかを判断しているので、
この2つの差かなと思ったのですが、他のプロジェクトとの違いはそこまで感じ取れませんでした。
むしろ、このプロジェクトよりもカッコいいものが多く見受けられました。
行き詰まり、うーんと悩んでいた時、
ちょうどテレビに流れていた、缶コーヒーのCMにハッとしました!
その缶コーヒーの名は、「ジョージア ヨーロピアン」です。
皆さんも一度はご覧になったことはないでしょうか?
「猿田彦珈琲」の監修を推している缶コーヒーなのですが、正直誰なのか大半が分からないです。
この危機に対し、老舗の喫茶店で美味しく飲んでいるダンディーな男性や、コーヒーカップを片手に読書をしている上品な女性にドッキリ企画でプロモーションを行ったCMです。
実は、ダンディーな男性や上品な女性が口にしていたコーヒーは、老舗の喫茶店が出しているものではなく、缶コーヒーの「ジョージア ヨーロピアン」だったのです。
みなさん、味の違いが分からず、「美味しいと!」とドッキリしていました(笑)
このCMから、異なる判断軸を発見しました。
それは、プロジェクトオーナーとは【異なる人】の意見です。
生活を思い返してみたら、【異なる人の意見=口コミ】の影響力による行動というのがよくありました。
(例えば、外食する際に、「Retty」という飲食店口コミサイトを毎度使用していました。)
話を、「Robo Wunderkind: A robot anyone can build」に戻しますが、
実はこのプロジェクトでも、「ジョージア ヨーロピアン」と同様な口コミの影響力を応用したプロモーションをしていたのです。
「猿田彦珈琲」の監修を推すように、他プロジェクトでは、「シンプルであなたのお子さんでもできるよ!」とプロジェクトオーナーが宣伝するだけでしたが、
一方の「Robo Wunderkind: A robot anyone can build」では、プロジェクトの紹介ビデオに、実際に小学生の子どもたちとのワークショップを映したり、先生のコメントも載せることで根拠を口コミで示しているんです。「ジョージア ヨーロピアン」のCMと同じく【異なる人の意見=口コミ】を作り出していました。
なぜ、「Robo Wunderkind: A robot anyone can build」には、1,169人もの支援者が集まったのか、
機能やデザインではない、
考えてみたら当たり前のようにある【口コミ】という影響力を改めて痛感させられる
面白いプロジェクトだと思い、紹介させていただきました。
お子さんをお持ちの方は、ぜひプロジェクト紹介を一度見てみてください!
「ジョージア ヨーロピアン」効果を受けて、購入したいと思うかもしれません。
プロジェクトはこちら。