こんにちは!
毎週お届けしている、みくもの「キックスターターおもしろプロジェクト紹介」
今日は、「Music for Cats」です。
ネコ好きには、たまらない!
「Music for Cats」は、名前の通り ネコのための音楽 です。
音を流すと、あら不思議。
ネコちゃんが自然とリラックスしちゃうんです!
プロジェクトオーナーのDavid さんは、大学で音楽の理論を学ばれ、動物をリラックスさせる音を研究している方です。多くの動物のストレスを解消させたい想いから試行錯誤を続け、ファーストアルバム「Music for Cats」をついにリリースすることになりました。
ここで集まったお金は、次のアルバムを制作するために使われるそうです。
5$で一曲、15$でアルバムをダウンロードできるので、ネコを飼われている方はぜひお試しを!
※ちなみに、次はイヌのための音楽らしいです。
独創的な音楽家の生き方
“ネコのための音楽”という新しいコンセプトに惹かれたわけですが、私がこのプロジェクトが面白い、と思った理由は、もう一つあります。
それは、“独創的な音楽家の生き方”がこのプロジェクトに描かれていたからなんです。
(私もJAZZを5年間ほどしていたので考え深いものでした)
音楽は当たり前のようにYoutubeで聴くことができ、音楽家はコンサート・ツアーを通して、やりくりをしています。しかし、ネコのために音楽を制作しているDavidさんには、コンサート・ツアーはできません。
彼は、動物を対象に音楽を制作し、一般とは異なる音楽家として生きていくために、クラウドファンディングを使いました。
そして、制作目的や過程をこと細かくことで、4,599人もの支援者を集めました。(残り20日間での支援者数)
完成した音楽をCDにまとめ 販売する“かたち”から、
制作目的や過程といった音楽のストーリーを伝えていく“かたち”へ
私は、音楽家の新しい生き方がここにあると思いました。
クラウドファンディングを使った、巨人(メジャー)とは勝負しない戦い方
Davidさんの様に、独創的な音楽家の生き方は、iTunesみたく自動販売機にただ商品が並ぶ環境には合わなかったでしょう。
プロジェクトオーナーが一方的に完成したものを出すのではなく、支援者に寄り添い、双方でプロジェクトの価値を作り上げていく、クラウドファンディングならではの強みが生かされたプロジェクトだと思いました。
クラウドファンディングを使った、巨人(メジャー)とは勝負しない戦い方、
「Music for Cats」に様に、今までなかったものを作る上で、クラウドファンディングはなくてはならない仕組みになりそうですね。
プロジェクトはこちら。