「松崎さんのバックパックって4次元ポケットみたいですよね。中に一体何が入ってるんですか？」
と良く聞かれます。基本クルマでの移動が好きなので、あまり重量にこだわらずにガンガン入れています。
結構バックパックにはこだわる方です。まず呼び方。
「リュック」とは呼びたくありません。あくまで「バックパック」です。アメリカ人？
そして、ふにゃふにゃするやつとか硬すぎるやつは好きじゃありません。多少ごつくても良いので、しっかりしている方が良いです。でも、重いのも嫌です。あと、判り易すぎるブランド物も嫌いです。できるだけ皆が使っていないものが好きかも。あまのじゃくな性格です。
【これまでのバックパック遍歴】
Brookstone（米）製（オリジナル）
● これに似てました。
http://www.brookstone.com/rolling-backpack/651117p.html
● とても良かったが、二つ使いつぶした後に買おうとしたら、生産中止になってました。
Crumpler（オーストラリア）製「Dry Red No. 6」
https://www.crumpler.com/au/dry-red-no-6/#colour-black
● 以前サンフランシスコの直営店で買って、とても気に入っていたが、アメリカからは撤退？
● 二つ目を日本で買って使っていたが、事もあろうに出張前の空港で壊れました。
Helinox（韓国）製「1st Cornerstone Day Pack」
http://www.helinoxstore.com/collections/t-e-r-g/products/terg-daypack-peat
● 成田空港の中にあるトラベルショップで、半ば必要に迫られて購入
● 割とスマートなデザインで気に入っている
● 下に付いている傘/靴入れは便利
● 上に付いている名刺・スマホ入れも便利
● 中ががらんどうで、何でも入るが全て底に溜まるので、出張などには不便
ということで、ちょっと次に何を使おうかちょうど迷っていました。
繰り返しになりますが、バックパックを選ぶポイントとしては、
● 形がしっかりしているのが好き（ふにゃふにゃしにくい）
● とにかく沢山ものを入れるのが好き。いろんな機能がてんこ盛りのギミックなどは大好き
● 使いやすさはもちろん、カッコ良さも大事
で、そんな中行き着いたのがこれ。
Kickstarterでめちゃくちゃ評判になっていて、メンバーが気に入ってぜひこれを日本の皆さんにも紹介しよう！ということに。
早速自分でもゲットして試してみました。
結論としては、ビジネス用途の普段使い、2〜3日間の出張など複数の用途で使えることが判明しました。これはいい！ということでちょっと詳しくご紹介します。
ビジネスユース
● とにかく何でも入る。
● 中の広いところには、A4コピー用紙の束２つが余裕で入る。外のコンパートメントにも同じ様にコピー用紙の束２つを入れることができました。（そんなもの運ぶ人いないと思いますが）
● 分厚い契約書でも、国語辞書でも、何だって入ります。
出張時
● ２〜３泊くらいまでの出張や旅行に最適（スーツ、シャツそれぞれ一つ）。
● ホテルに中身を置いて、仕事用に持ち運べるのも便利。
ちなみに、今回の出張ではこんな感じに入れてみました。説明しないと多分わからないだろうなあ、というようなものも多数。（わかる人にはわかるかな？）
これが全て納まります。
ジャケットをスーツホルダーに収納、シャツもシャツホルダーに収納します。
シャツホルダーは、その他の衣類と共に一つのコンパートメントに全て格納。
スーツホルダーも、Slicksの一番底の部分にパチっと固定されます。
最終状態。見ての通り結構パンパンです。
いざ出陣！（写真に写っている「Halfbike II」は持って行きませんでした）
詳細
● 後ろのチャックがついている収納が大きくて便利。割と大きなもの（大きめのヘッドホンとか、ポータブルプロジェクターとか）でも何でもポイポイ入れられます。
● 横のポケットには携帯やパスポート、スマホ充電用の電池など入れられるが、高さのあるものはそれほど入らないです。パスポート、国際免許、航空券、名刺入れなどが便利だが、名刺入れとモバイルバッテリーは両方は入れられない感じ。
● 靴の収納も試してみた。便利。
出張中の写真
サンフランシスコ市内は7月末なのに思ったより寒かったです。
ブルーボトルコーヒー・サンフランシスコ店前にて
帰国前の空港にて。心なしかげっそりしている気が。。
注意したい点
● フルに物を入れた状態（15kgくらい？）で、一気に担いだらベルトの付け根がちょっとだけベリっといってしまいました。。当たり前ですが、思ったより多くのものが入るので、その分担ぐときは注意が必要です（おそらく瞬間的に30〜50kgくらいの荷重を掛けてしまったのではないかと）
● エクスパンダブルではないので、無理に押し込もうとしないのがコツ。旅に出る前の断捨離にも役立ちます。どちらかというと、必要のないものも持って行ってしまうタイプなので、これを機に荷物の少ないジェットセッターを目指したいな、と。
● 普段は要らない、どちらかといえば大切なものなどを、中の収納に入れておくこともできる。アクセスは良くないが便利だった。補充用の名刺などを入れるにも便利かも。
● PC用のケースが大きいので、17インチくらいまでは余裕で入る。今流行りのVRリュックとしても使えそう。
● 4つ折りのスーツ入れがとても良くできています。ちゃんと中には簡易式のハンガーが格納されています。何よりも秀逸なのが、裏に固いサポート材が入っており、ジャケットやパンツがくちゃくちゃになりにくい仕組みになっているのと、4つに折りたたむ際に山谷山という形に折るので、確かに開けた時には若干シワはよるものの、そこまでしわくちゃにはならないということ。（一晩ハンガーにつるしたり、ホテルの部屋に備え付けのスチームアイロンなどを使えば、ほぼ戻ると思います）
● 現地で購入したジャケットも併せて、ジャケット２つでも何とかなったが、スーツであれば、上下1セットがちょうど良いです。
● 汚れ物入れも、脱着が可能で中に入れると自動的に入り口がピタリと閉まるようにできています。
● バス用品入れも、大きすぎず小さすぎずちょうど良い大きさ。
● シャツ入れも、襟がつぶれずに便利だった。二着以上は入らないので注意が必要です。
● 帰ってきてから、そういえば雨避けのケースがあったことに気づきました。
● でも防水もしっかりしているので、よほど横殴りの雨でも降らない限りは必要ないかもしれません。
● 逆に、レインコートとか小さな折りたたみ傘とかを入れても良いかもしれないと思いました。
まとめ
● 一泊二日の出張、特に途中どこかで服装や靴を変える必要がある時（スーツやジャケット、襟のしっかりしたドレスシャツのようなかっちりした服、スポーツをする、など）にはもってこい。
● コンパートメント式で、オプションも取り外しできるので、それぞれの用途に合わせて、例えばホテルについてから中身を置いて打ち合わせには軽くして出かける、というようなことも可能です。
● 若干大きめですが、通勤＋１の用途にも良いと思います。（①ジムの着替え＋タオル＋シャンプーやヘアムースなど、②取引先に行く時にだけスーツに着替えたい、など）
● 自転車通勤したくなりました。
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