アフリカのバラに魅せられた若き女性の志

アフリカの花屋都内有名企業で会社員をしていた萩生田愛さんは、アフリカの雇用問題に注目していた最中、ケニアで出会った美しいバラの魅力に取り付かれ、一念発起し独立。

アフリカの花屋自分が想いを持って始めた事業にもっと人を巻き込むため、クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げるにはどうすればよいか?──

答えはお客さんと「一緒に」日本からはるか離れた仕入れ先のケニアに持っていく、サプライズプレゼントの企画でした。

普通の花屋さんでは見かけない、希少で美しすぎるケニア産のバラを楽しむことによって、心が豊かになるプロジェクト!

バラとクラウドファンディングの接点

萩生田さんが輸入販売するのは、普通のバラとは違ってとても力強く大ぶりな「アフリカのバラ」。このバラの魅力をもっと多くの人に知ってもらい、そしてその販売を増やす事によってアフリカでの雇用も増やしたいというのが萩生田さんの願いでした。

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そんなとき萩生田さんが出会ったのがクラウドファンディング。たまたま萩生田さんがケニアに渡航することが決まっており、その機会を、何らかの形で「プロジェクト」にできないか、という話が持ち上がったのです。

共感を呼ぶ「プロジェクトの目的」とは何か?

そこで立ち上げたプロジェクトは、萩生田さんがケニアに行く際に、日本の支援者の方々からの「メッセージとプレゼントのお菓子」をバラ農園で働く従業員のお子さん達に届けるというもの。

アフリカの花屋※目標達成後、実際に萩生田さんが現地に持って行ったお菓子。

生活必需品を持って行くような「寄付」のようなことはしたくない。そんな中で出てきたのが、従業員には薔薇を受け取った人達からのメッセージを、そしてそのお子さん達にお菓子をプレゼントするというアイデアでした。
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バラ自体は正規価格で、さらにお菓子代相当の500円を加えた金額を支払ってもらう。つまり、バラを購入すれば、支援者自身がバラの作り手と家族に萩生田さんを通じて日本のお菓子を「プレゼント」できる、というわけです。これによって、彼女のライフワークである「ケニアの雇用問題」についても、多くの人が自分ごとに感じてくれるのではないかと考えました。

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また、この「プレゼントプロジェクト」は、単純にプレゼントを贈って喜んでもらうというだけではありません。ケニアの薔薇の主な輸出先はロシアやヨーロッパ。当時、日本への輸出量はごく僅かに限られていました。そこで、現地の生産者に日本をもっと身近に感じてもらい、日本のプレゼンスを上げるという目的もこのプロジェクトにはありました。

達成まではヒヤヒヤ・・・最終日の追い上げ!

実は、プロジェクト支援募集の最終日になっても、まだ目標額に届いておらず、そのままでは未達成となる危機的な状況でした。萩生田さんが必死にFacebookやTwitterなどで呼びかけ、だんだんと支援の輪が広がっていきます。そして見知らぬ人が、「頑張って」「絶対達成してください」などのメッセージを残し、支援してくれました。

皆が固唾をのむ中、支援募集締切の深夜0時にわずかな時間を残して、プロジェクトは目標額の100万円を達成したのでした。多くの支援者や萩生田さん本人が感動に包まれたのは言うまでもありません!

その後も2回のプロジェクトに挑戦

萩生田さんは、その後2度のプロジェクトに挑戦し、見事目標金額を達成しています。

アフリカの花屋【2回目】『アフリカの花屋』全国キャラバン!ケニアと日本を笑顔でつなごう!

アフリカの花屋【3回目】「アフリカの花屋」1号店オープン記念プロジェクト

国内にケニアのブランドを広める活動、そして国内1号店のオープン─。支援者は、事業がどんどん大きく成長していく姿を、クラウドファンディングを通して実感することができます。萩生田さんのように何度もプロジェクトを立ち上げていけば、自然と仲間が集まり、支援の輪も広がっていきます。実際、萩生田さんはプロジェクトの回を重ねるごとに調達額も増やしています。

これからクラウドファンディングに挑戦する方へ(萩生田さんよりメッセージ)

「やる」と最初に決めたことは、「達成する」ということが前提にあると思うので、最後まで諦めずに、始まったら必ず達成するというビジョンを描いてください。自分の熱も絶やさず、そして周囲も熱く巻き込んでいってください!アフリカの花屋


普通の花屋さんでは見かけない、希少で美しすぎるケニア産のバラを楽しむことによって、心が豊かになるプロジェクト!
目標金額:¥1,000,000達成金額:¥1,088,000サポーター人数:122人

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