最近とある場所で「クラウドファンディングってレスリングの技の名前なの?」と尋ねられました。みずだんごです。
「全人類を桃太郎に!」をスローガンに掲げるきびだんごは、クラウドファンディングの敷居を下げ、一部のリテラシー高めの層だけでなく、誰もがきびだんごを使ってやりたいことをどんどん実現できる未来を目指しています。
でも一般に「クラウドファンディング」の知名度はまだまだ低いのが現実。「名前は聞いたことあるけど、なんだかよく分からない。」という方が圧倒的多数を占めています。
そして、クラウドファンディングについて知っている方たちの中でも、自分でプロジェクトを立ち上げてみようと思えるのはほんの一握り。
「クラウドファンディングに興味はあるけれど、うまく行かなかったらどうしよう…。」という不安。未知のチャレンジにあたっては誰もが当たり前に感じてしまうことだと思います。
そんな場合はいっそ、プロジェクト開催にあたって「未達成だったら◯◯します。」と宣言してみてはいかがですか?
格闘技やプロレスでは試合の前に「負けたら◯◯(引退、等)します。」と宣言して、気合を入れ直す選手がよくいます。
某アイドルグループの総選挙でも、メンバーが「負けたら坊主」や「負けたら土下座」等の「負けたら◯◯」宣言をし、話題になったことがありました。
クラウドファンディングに限ったことではなく、何ごとにおいても、「もしダメだったら◯◯します。」と宣言してしまうと、かえって失敗を恐れる気持ちが減り、すっきりした気持ちで挑めるようにみずだんごには思えます。
現在6度目のプロジェクトを開催中の「魔界制作委員会」さまは、はじめてのクラウドファンディング「2m超えの武器でリアル合戦!歴史上の戦が現代に蘇る!」に挑戦した際、「失敗した場合は武器が竹竿になります!」と宣言なさいました。
結果的には目標金額を上回る28万円を集めて大成功するのですが、「失敗したら竹竿」は、プロレスを基盤としたエンターテイメントである「魔界」にふさわしい「煽り」であったと思います。
身長が2メートル級なので普通の武器を持つとショボく見えてしまう鬼神・朝比奈義秀(演じるのはプロレスラー石川修司さん)のファンなら、「そんな事態は避けねば!」と支援に一層の熱が入ったことでしょう。
「ダメだったらどうしよう…。」と考えるのをしばしやめて、頭を切り替えて「ダメだった場合は何をしようか?どうなるだろうか?」について考えてみる。ダメでも大したことじゃないな、と気付くかもしれませんし、ダメならダメで面白いじゃん、と開き直れるかもしれません。
きびだんごでは、目標金額に達しなかったプロジェクトに関して「未達成」と表現し、「失敗」とは呼んでいません(プロジェクトオーナーさまがどのように表現するかはお任せしています)。
もし未達成に終わったら、何が悪かったのかを反省し、改善してまたチャレンジすればよいのです。成功するまで続ければ失敗などない! のですから。
【3分クラウドファンディング道場の今日の教え】
・「もし未達成なら◯◯します。」と宣言して自分の背中を押せ!
「魔界制作委員会」さまは現在6回目のクラウドファンディングを開催中。「真田十勇士の伝説の忍者「霧隠才蔵」に 忍び装束を作りたい!!」のご支援もよろしくお願いします!