今回ご紹介するのはこちら。

【Kickstarter】Manual Coffeemaker No1

https://www.kickstarter.com/projects/390812913/manual-coffeemaker-no1

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−プロジェクトは成功!

$99,988 という目標に対して、$101,035の金額が集まり、1,101名からの支援を受けています。

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−ありきたりのコーヒーメーカーは作りたくない!

開発者について調べてみるとすごく興味深い。

このコーヒーメーカーはとにかくデザインにこだわっており、1杯ずつ手で入れるというもの。

「手入れ」のコーヒーメーカーはデザインがどれも似ていて、例えばピッチャーみたいな形や

じょうごみたいな形が多い中、この開発者は「自分たちはそうじゃなくて、デザインそのものが美しいものを作ってみたかった」そうなんです。そして、さらに機能性も優れているものをm指して開発を重ねて、完成したのがこのコーヒーメーカー。

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−コーヒーを入れる時間にゆったり美しいものと過ごす

開発者は「その手でコーヒーを入れるということそのものが時間をゆっくり使うことなので、

一日の中でスローダウンする時間に、美しいものと一緒に過ごす時間を作れる」ということを言っています。ガラスが両面にあるので、保温効果もあるそうです。

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−クラウドファンディングの特典の詳細

特典は、コーヒーメーカーそのものや、地元シカゴのコーヒー豆とのセットがメイン。他にもコーヒーの入れ方の小冊子のセットもありました。

高額の特典では、「レストランやカフェ向けに、どうやったらこのコーヒーメーカーを活用できるかをアドバイスをします」という特典や、2500ドル(約25万円)払うと、VIPパートナーということで、実際の大量生産に入る前のサンプルもお譲りします、など。自分たちの工房のプライベートツアーを開催したりもしています。

−Kickstarterでプロジェクトをやるのは3回目!

彼自身は、もともとプロダクトデザイナー兼イラストレーターです。そして、キックスターターでプロジェクトをやるのはこれが3つ目。彼は「キックスターターで一番最初にプロダクトデザイナーとしてプロジェクトを出した人(自称)」だそうです。

−1回目は「Pinch」というプロジェクトを実施

2010年の10月に開催したのが、この「Pinch(ピンチ)」というプロジェクト。

【Kickstarter】Pinch,a gourmet salt & pepper set. 

https://www.kickstarter.com/projects/390812913/pinch-a-gourmet-salt-and-pepper-set?ref=users

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ピンチは日本語で「つまむ」という意味。「ソルト&ペッパーセット」で、下の容器が塩、上の容器が胡椒入れになっています。塩をかけるときは、上を外して、塩をつまんでかけるというところがミソ!

なんと彼は、このプロダクトでデザインの色々なコンペで優勝していたにも関わらず、実際に商品化されることはありませんでした。でもやっぱり世に出したいということで、Kickstarterに挑戦。2010年に成功します。

−2回目は、「創造性をはかる、鉛筆削り付きガラス瓶」

「どれくらい一生懸命仕事をしているか」という、クリエイターのクリエイティビティをはかるための鉛筆削りです。

【Kickstarter】The Campaign for the Accurate Measurement of Creativity

(創造性をはかる、鉛筆削り付きガラス瓶)

https://www.kickstarter.com/projects/390812913/the-campaign-for-the-accurate-measurement-of-creat

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なんのことはない、ガラス瓶の蓋に鉛筆削りがついていて、それを削るとどんどん瓶の中に削りかすがたまっていきます。それを使って、あなたはどれくらいクリエイティブな創作活動をしたかというのが、視覚的にわかるというもの。

彼はイラストレーターなので、プロジェクトのページがすごくきれいなイラストで書いてあったりして、とても目を引きます。実際にプロモーション用のビデオも、ほとんど言葉が出てきません。

▼動画

https://d2pq0u4uni88oo.cloudfront.net/projects/426179/video-199162-h264_high.mp4

−いくつもいろんなことを世に出して行きたいタイプの人にピッタリ!

彼は、プロジェクトで実現した商品を自分のサイトで売ったりもしています。何度もプロジェクトをやるという形は、プロダクトデザイナーなど、似たような形で頑張っている人にはすごく合っているという印象を受けます。

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−アイスコーヒーは日本だけ!?

あと、最初に紹介した「コーヒーメーカー」は、質問コーナーの一番最後の方に、「アイスコーヒーは作れますか」って書いてあります。(実はアイスコーヒーはアメリカにはない)

これに対して、別の人が「日本のアイスコーヒーの作り方」という動画をアップしており、それがめちゃめちゃ面白い!この人は日本在住で、アイスコーヒーの美味しさに打ちひしがれて、どうやればアイスコーヒーができるか知り合いの日本人の人に聞きまくり、ようやく秘密を知ったそう。

それは何かというと「普通よりも濃いめに入れたコーヒーを、直接氷に注ぐこと」という超当たり前なことを大真面目に言っており、それがすごく面白い。「私は秘密を知りました」と感じで。。アメリカ人の日本人に対する「コーヒーリスペクト」が非常に高いことがわかりました。

▼参考:日本流のアイスコーヒーの作り方ビデオ

http://vimeo.com/41298356